韓国料理で使う最低限常備しておきたい調味料を紹介します。これらの調味料を使うレシピを知りたい場合は、検索バーに調味料名を書いてクリックするとレシピが出てきます。参考にしてください(頑張ってレシピ増強中です)
コチュジャン
スーパー店内の中華・アジアンコーナーに置いてあることが多い。原産国表記を必ずチェックして韓国産である事を確認する。日本・中国等さまざまなメーカーから販売されており種類も多様であると同時に味も様々であり、韓国料理には必ず韓国産コチュジャンを使いたい
ダシダ
韓国料理は牛だしを使う料理が多い。近年スーパーでも売られており主に韓国メーカーCJのダシダが売られている。CJのダシダには牛・あさり・いりこ等…多種あるが大袋だと使いぎれず粉末が湿気やすいので使い切りサイズの小袋サイズの基本の牛だしを常備しておくと便利である
テンジャン
韓国味噌のこと。まったく辛くない。日本の味噌と同じく大豆から作られ色は茶色であるが発酵した独特の匂いがある。熱を加える事により香りや風味が出ておいしくなる。様々な調味料と組み合わせる事によりいろんな味に変化してレシピのバリエーションが増える
ミョルチエクチョ/カナリエクチョ
キムチを漬ける時はもちろん、即席キムチやナムルを作る時にも使う。日本の調味料やナンプラーでは代用がきかない。ミョルチエクチョとカナリエクチョの2種類があるが、2つの違いは原材料の違いであり、ミョルチエクチョはかたくちいわし、カナリエクチョはイカナゴが原料である。本来、料理によって使い分けをするが、風味の違い程度であり両方用意する必要はなく、一般家庭では作り手の好みでどちらか一つを用意しておけばよい。
サムジャン
味噌の一種。テンジャンと違い合わせ味噌である。調味料として使うよりキュウリやニンジン等の生野菜にディップして食べたり、焼肉のたれの代わりに肉につけてサンチュに巻いて食べることが多く、焼肉に必須の味噌である。無名メーカーも販売しているが、味が全く違うので注意が必要。無難に韓国メーカーのCJ、スンチャン、ヘチャンドルの3社の商品を選ぶべき。
ごま油
韓国料理では使用頻度の高いごま油。韓国のごま油と日本のごま油は香りがかなり違う。韓国産は焙煎の度合いが強く香りが強いのが特徴で、ナムルにすると違いがよくわかる。韓国料理は、ごま油をかなり消費するのでコストを考えると料理によって韓国産と日本産を使い分けるのがよい。
白ごま
韓国料理は白ごまの使用頻度がかなり高い。黒ゴマはあまり使わない。日本の白ごまで十分代用可能である。レシピにより粒ごまとすりごまの使い分けがあるが、粒ごまを常備しておき、料理の度にすった方が風味が出ておいしい。
あみの塩辛 / セウチョッ
あみの塩辛。塩辛く、キムチを漬ける時の重要調味料。ケランチム(韓国式茶碗蒸し)を作る時に入れたり、豆もやしスープでも使用する。韓国料理ではキムチを漬けなければ使用頻度はそれほど高くはないが、日持ちするので保存瓶に詰めてストックしておきたい。
うすくち醤油
韓国の家庭では一般的に3つの醤油を料理によって使いわけている。①汁醤油(クッカンジャン)=薄口醤油=塩分含有率が高く色も薄いのが特徴。②陳醤油(チンカンジャン)=濃口しょうゆ=甘味があって色が濃く、加熱料理向き。③醸造醤油(ヤンジョカンジャン)=刺身醤油=香りが豊かで風味があるので刺身やタレ向き。韓国料理は汁物が多いので日本のより塩気が強いクッカンジャンを用意しておき、濃口と刺身は日本の醤油で代用することがお勧め。
水あめlオリゴ糖
韓国料理では砂糖の他に水あめやオリゴ糖を頻繁に使用する。韓国の水あめはトロトロかなりゆるく日本の水あめでは代用できない。また、糖質が低いオリゴ糖を使う韓国主婦も多い。韓国水あめがない場合は日本のオリゴ糖でも代用できる。
粉唐辛子
韓国料理には韓国産の粉唐辛子が合う。韓国産は辛いだけでなく甘みがあり特にキムチやチゲだとはっきり料理の味に違いがでる。中国産はスーパーで購入しやすいが辛味だけが協調され、ただ辛いだけである。韓国料理は辛さの中に甘みも含まれた味付けが多いので粉唐辛子は必ず韓国産を用意する。