韓国の中華料理店でよく食べられる麺メニューでジャージャー麺と並んで人気なのがチャンポンです。韓国のチャンポンは日本のとは全く違って赤いスープが特徴的な辛いラーメンです。日本に越して来てたまにこのラーメンが恋しくなりますが、スープの素が
手に入らないので自分で作るようになりました。
名前の由来は日本の“ちゃんぽん”だそうです。2011年に三養食品から発売された
韓国では珍しい白いスープの“ながさきちゃんぽん”と言うインスタントラーメンが発売されて、韓国で大人気になりました。こちらが三養食品から発売中のインスタントラーメン“ながさきちゃんぽん”です。
まんまの名称で商標登録してしまうのも、やっぱり韓国。周囲の韓国人に辛くないといわれて、日本のちゃんぽんを連想して買って煮て食べたらやっぱり辛かった思い出があります。赤唐辛子ではなく、青唐辛子を使ってるんですかね。韓国ではちゃんぽん=辛い麺なので、韓国人観光客が日本へ来てちゃんぽんを食べると辛くなくてガッカリする、と言う話を夫から聞いた事があります。話が脱線しましたが、レシピのご紹介をしてみましょう。
辛いラーメンも手作りできます
ちゃんぽんラーメンです。
[材料]
ラーメン生麺 2人分、イカ 小さめ1杯、貝類 1掴み位、白菜 1枚、しめじ 1つかみ、ズッキーニ 1/3個、玉ねぎ 1/2個、ねぎ 小ぶり1本、赤唐辛子 1本(無くても可)、青唐辛子 2本(無くても可)、粉唐辛子 大さじ4~5、油 大さじ1おろしにんにく 大さじ2/3、オイスターソース 大さじ1、酒 大さじ3、塩 少々、こしょう 少々、煮干だし昆布汁 5カップ半
※計量は計量スプーンではなく普通の大さじスプーンです
※計量カップは紙コップ=200ml
まずダシ汁を用意します。5カップ半使うので多めの水7カップを鍋にいれます。そこへ煮干1掴み、昆布3~4枚(5cm角を使いました)を入れ、蓋を開けたまま10分煮てだし汁をとります。あればネギや玉ねぎの野菜くずを入れたり、唐辛子の種を入れると更に美味しいダシがとれます。
野菜は食べやすい大きさに切ります。シメジも小分けして、ズッキーニも半月に、イカはリング状になるように輪切りにします。
フライパンに油大さじ1~1.5を入れ、弱火にします。粉唐辛子大さじ4をいれ油となじませます。そこへ、野菜や魚介類をいれ軽くまぜます。
そこへ用意しただし汁5カップ半を入れ、強火にします。鍋にオイスターソース大さじ1・薄口醤油大さじ1・こしょう少々・塩2/をいれ煮ます。
途中、あくを取り、味をみながら煮ていきます。味が薄ければ塩をたし,粉唐辛子を足し味を調整してください。そろそろスープが出来上がるので、ラーメンの麺を少し固めに湯でておきます。野菜がスープと一体化しサッパリした味になってくればスープの完成です。イカが硬くなってくるので、長い時間煮続けない方がいいです。
スープを手作りしたちゃんぽんの出来上がりです。
魚介は貝やイカの他にエビをいれても風味がでて美味しいです。
貝もムール貝やアサリや、たくさんの種類を入れても良いダシが出て美味しいです。